栃木県宇都宮市の許認可専門 女性行政書士

行政書士あさみ法務事務所

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2025.11.15

業種追加をスムーズに進めたい!建設業許可の「要件確認」と「事前準備」

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既に建設業許可をお持ちの事業者が、新たな工事を受注するために行うのが「業種追加」です。追加可否は、専任技術者の確保や経営管理体制財産的基礎などの要件を満たせるかで決まります。本記事では、申請をスムーズに通すための要件確認事前準備を、チェックリスト・比較表・フローチャートで実務的に整理。一般/特定・一式/専門の選び方、提出先、よくある不備まで網羅し、明日から使える運用に落とし込みます。

この記事はこんな方に向いています
  • 新たな工種(電気・管・とび土工・舗装 等)を短期で追加したい
  • 専任技術者の資格・実務経験・常勤性の整え方を確認したい
  • 一般/特定・一式/専門の選択ミスを防ぎたい
  • 経審・入札への波及影響を最小化したい

業種追加の基本|用語と考え方

1. 業種追加とは

既存の許可(例:一般・土木一式)に加え、別の工事業種を新たに許可品目として増やす手続きです。
例)土木一式の事業者が、とび・土工・コンクリート舗装を追加する/建築一式に電気を追加する 等。

2. 一般/特定・一式/専門の整理

区分 概要 要点
一般建設業 下請中心の施工や、比較的中小規模の請負を想定 専任技術者の資格/実務経験要件を満たす
特定建設業 下請への高額な発注を伴う大規模施工の元請を想定 一般より財務基準技術者要件が厳格
一式工事 土木一式/建築一式など、複数工種を総合的に取りまとめる工事 一式は総合管理力が問われ、専門とは別区分
専門工事 電気・管・とび土工・舗装・塗装・防水 等、各専門工種 各業種ごとに専任技術者要件が設定

※どの区分で追加すべきかは、受注予定・下請発注の規模・体制で判断します。

3. 他手続との関係

  • 更新:5年ごとの許可更新と同時申請にするか、先行して業種追加を行うかを工程で比較
  • 業種廃止:不要業種の整理で経審・入札の評価や管理コストを最適化
  • 区分変更:一般⇔特定の見直しは、要件・資料が大きく異なるため別工程化

要件確認|通すための4本柱

結論サマリー
  • 経営管理体制:役員等の権限・関与体制が業種拡大に耐えるか
  • 専任技術者:追加業種に合致する資格 or 所定の実務経験+常勤性
  • 財産的基礎・金銭的信用:基準に合致し、帳票で裏付けられるか
  • 欠格要件:法人・役員・使用人に該当事由がないか

1. 経営管理体制(役員体制・統制)

ポイント

  • 役員等の略歴・権限・職務分掌を書面化(組織図・社内規程)
  • 既存業種と追加業種の指揮命令系統を明確に
  • 営業所ごとの責任者・代行体制を明示

2. 専任技術者(資格・実務経験・常勤性)

典型資料

  • 資格証(国家資格 等)または所定の実務経験証明(証明書・工事台帳 など)
  • 常勤性の疎明(雇用契約・出勤簿・社会保険加入の確認 等)
  • 営業所との配置対応表(どの営業所に誰を専任で置くか)

※資格名称・経験年数の詳細は所管庁の手引・告示で確認してください。

3. 財産的基礎・金銭的信用

自己資本や資金調達能力など、定められた基準を満たす必要があります。直近決算書・残高証明等で裏付けを行い、追加業種による受注拡大に耐える資金計画も併せて確認します。

4. 欠格要件の確認

法人・役員・使用人の各要件を誓約書等で点検。役員交代や人事異動を伴う場合は、同時に変更届も工程に組み込みます。

事前準備|スケジュール・必要書類

1. スケジュールの基本線

時期目安 ToDo 実務メモ
T-6〜4週 所管庁に事前相談 区分・様式・添付・電子申請可否・処理期間・手数料を確認
T-4〜2週 書類収集・社内体制整備 技術者の資格・経験立証、常勤性の疎明、組織図・分掌の整備
T-2〜1週 様式作成・社内レビュー 誤記・日付・社名表記・押印要否をチェック
T-1〜0週 提出(電子/郵送/窓口) 控え確保。補正に備え担当者の連絡体制を明示

2. 必要書類チェックリスト

区分 書類名 ポイント 確認
申請本体 業種追加申請書(様式) 区分(一般/特定)・業種名・営業所記載を厳密に
技術者 専任技術者の資格証/実務経験証明/常勤性資料 追加業種に合致する資格・経験+雇用・社保等の疎明
経営管理 役員一覧・略歴書/組織図・職務分掌 追加後の指揮命令系統・責任体制を明示
財務 直近期の決算書 等 基準適合の裏付け。勘定科目・単位を統一
誓約等 欠格要件等の誓約書 法人・役員・使用人の該当有無を確認

※様式・部数・押印・手数料は所管庁により異なります。最新の手引をご確認ください。

フローチャート|申請までの流れ

1

受注計画の確認

必要な業種・区分(一般/特定)と営業所の配置構想を固める。
2

所管庁へ事前相談

様式・添付・処理期間・電子申請可否・手数料を確認し、疑義を解消。
3

専任技術者の確定

資格・実務経験・常勤性の立証資料を揃え、営業所配置を確定。
4

組織・財務の点検

役員体制・分掌・直近期決算の整合、誓約関係の確認。
5

様式作成・社内レビュー

社名表記・日付・役職・住所・押印要否・部数をチェック。
6

提出(電子/郵送/窓口)

受付時間・返信用封筒・手数料の有無を確認。控えの確保を徹底。
7

補正対応

担当者を固定し、照会に即応。不足資料は最短で提出。
8

許可後の周辺更新

名板表示・社内台帳・経審・入札資格・電子入札ID・Web表示を更新。

申請書作成のコツ|よくある疑問

1. 追加業種の実績がなくても申請できる?

追加業種の工事実績がない場合でも、要件(特に専任技術者体制)を満たせば申請自体は可能です。将来受注の計画に基づき、適正な体制を整備しておきます。

2. 専任技術者の配置替え

既存業種の技術者を新業種に振り向ける場合、既存営業所の常勤性や他業種の要件が崩れないよう、配置表で整合を取ります。

3. 電子申請・郵送・窓口の選び方

  • 電子申請:最短・確実。PDF化・容量制限・ファイル形式に注意。
  • 郵送:控え返送用の返信封筒・切手・宛名を準備。消印有効か到着日基準かを確認。
  • 窓口:その場で軽微な修正が可能。予約制の有無・受付時間を確認。

よくあるNGと回避策

1. 区分選択ミス(一般/特定)

受注計画と下請発注の規模を踏まえずに選ぶと、後段の入札・現場運用で不整合が生じます。元請比率・下請発注額・資金計画で判断。

2. 専任技術者の常勤性不足

複数営業所への過度な兼務や、雇用形態・社会保険の整備不足は補正の典型。雇用契約・就業体制で裏付けます。

3. 帳票の不整合(社名・住所・年月日)

登記・社内台帳・申請様式の記載が一致しないと差戻しの原因に。記載統一のチェックリストを運用しましょう。

4. 経審・入札への反映漏れ

許可後に経審・入札資格・電子入札ID等を更新しないと、受注機会を逃します。工程表に後続更新タスクを組み込みます。

ケーススタディ

1. 舗装工事を追加して公共案件に参入

既存:一般・土木一式。元請の道路補修案件獲得のため舗装を追加。資格保有者を本社に常勤配置し、役員分掌・工事台帳・写真台帳を整備。事前相談→2週間で申請→軽微補正1回で許可、翌年度の経審・入札に接続。

2. 電気・管の同時追加で設備一括受注

建築一式の会社が、下請混在の非効率を是正するため電気・管を同時追加。技術者は別人を配置し、常勤性を社保・勤務表で疎明。同時申請でも工程表を2本立てにして補正を抑制。

3. 既存技術者の配置転用で起きた穴を修復

とび土工の専任者を新業種に移した結果、旧業種の常勤性に疑義。急ぎ社内人事で代替専任者を補完し、雇用・社保手続を同時に実施。所管庁とのコミュニケーションで補正を最小化。

よくある質問(FAQ)

1. どの業種から追加するのが良いですか?

受注計画と保有人材にフィットする業種から。専任技術者の確保が最初のボトルネックです。

2. 実績が無い業種でも問題ない?

要件を満たせば申請可能です。将来受注のための体制整備が重要になります。

3. 申請の所要期間は?

標準処理期間は所管庁で異なります。事前相談→様式整備→提出→補正の工程を前提に、余裕を持って計画してください。

4. 一般から特定に切替すべきか?

下請発注の規模・元請比率・資金計画で判断します。要件・資料が増えるため、費用対効果を精査しましょう。

5. 許可後にすべきことは?

名板表示・社内台帳・経審入札資格・電子入札ID・Web表示の更新を速やかに行います。

業種追加は「技術者」と「工程管理」で決まります

当事務所では、要件診断→技術者の適合確認→資料収集→様式作成→申請→補正→許可後の周辺更新までを一貫支援。最短ルートをご提案します。

無料相談はこちら


まとめ|要件確認→体制整備→工程管理でスムーズに

建設業許可の業種追加は、(1)経営管理体制(権限・分掌・統制)、(2)専任技術者(資格/実務経験+常勤性)、(3)財産的基礎、(4)欠格要件の4本柱を満たし、所管庁の運用に合わせて資料を整えることが成功の鍵です。
受注計画に基づき区分(一般/特定)と業種を選び、事前相談→書類→提出→補正→許可→周辺更新の工程を標準化すれば、現場を止めずにスピーディーな拡張が可能です。迷ったら、無料相談をご活用ください。

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※様式・添付・標準処理期間・手数料は所管庁により異なります。最新の手引・告示をご確認ください。

  
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